2014年09月03日

子どもは大人に悩んで欲しいんです

子どもさんのことで相談頂き関わらせて頂く中で、結果的として良い方向に進んだのだけれども、しかしなぜ問題が改善したのか理由は良く分からない、ということが案外あります。
一つの理由は、問題が解決していった要因が幾つかの事柄が複合的に繋がり合った結果だったからということです。様々なことが上手く連動した結果、問題が解決していくということは多いように思います。

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もう一つしばしば感じる大切なことは、親御さんや援助者が何かをしたからというのではなくて「どうしたらよいだろうか...」とその子のことで散々頭を悩ませ、時間を使い、あれやこれやと行動し、そうやって自分に関心を向けてくれている人たちの存在を感じながら、それを力にして前に進み出すということがあるように思うのです。

子どもたちとの関わりは難しいです。私自身、思い悩むことが本当に多いです。そしてまた、子どもを援助していく時に考え込んだり悩んだりという行為は不可欠だとも思っています。
子どもさんというのは、実は誰よりも自分に必要なものが何であるかを知っています(もちろん無意識にでありますが)。
子どもが大人の頭を悩ませる時というのは、往々にしてその問題を通して周囲の人たちが自分に目を向け、関心を持ち、時間を使い、そうやって自分に注目してくれることを必要としている時なのです。
私たち大人は子どもたちの成長を応援することは出来ますが、子どもたちが直面する課題を替わってあげることは出来ません。
どこかの段階で、子どもさんが自分自身と向き合い、目の前の課題に挑戦していくしかありません。
そうやって前向きな一歩を踏み出していくためのエネルギーが不足している時に、子どもは何がしかの問題行動などによって大人の関心を無意識に自分に向けようとするのです。

ですから、子どもとの関わりにおいて必要なことは真剣にその子のことを考え、本気で悩み苦しみ、時間を使うことです。何をどうするかテクニックの問題ではなくて、「どうしたら良いのだろうか...」と自分のために真剣に悩んでくれることをこそ、子どもたちは求めています。
専門家がああだこうだもっともらしい話しをしてもあまり役には立ちませんし、そうやって自分を単純化され安易に答えを出されることは悩みの中にある子どもたちにとって一番不本意なことではないでしょうか。

自分のために悩んでくれる人がいる、心を痛めて心配してくれる人がいる、時間を使ってくれる人がいる、そうやって自分のために犠牲を払ってくれる人たちの存在の中で自らの価値を確認し、愛されていることを感じながら、子どもたちは自分の足で一歩を踏み出していく力を得ていきます。
そして、真剣に子どもさんのために悩めた時ほど、不思議と「悩んでいた私たちは一体なんだったの??」と思えるほど、ある日突然何事も無かったかのように子どもさんが前に進み出すようなことが起こります。

正解を出すよりも、悩んであげること・考え込んであげること・右往左往してあげることの方が大切な時があります。
川奈聖書教会では無料で教育相談、子育て相談をお受けしています。
教師歴34年の浦島さんと牧師の山口が、あなたと一緒に「ああでもない、こうでもない」とお子さんのことに頭を悩ませます!気軽に連絡して下さいね。
kawanachurch@ybb.ne.jp 44-1728

posted by pastoryama at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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