2014年08月18日

孤独とどう向き合うか

現代人は孤独が苦手です。そしてまた「孤独=悪」という発想があるように思います。しかし私たちの生活には孤独が必要です。

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最高に楽しかった教会学校キャンプ!!子どもたちの人生を替わりに生きることは出来ませんが、自分の人生を小さな足で踏みしめ歩こうとする子どもたち一人一人を教会学校は全力で応援しています(^^)/

数年前、クリスチャン新聞の新年号に掲載する説教の依頼を頂きました。「地方教会の苦労とその中に見出される望み」というようなテーマを頂いたように記憶しています。
それで今から7年前くらいに起こった一つのエピソードを紹介しました。ある朝、外階段を降りて教会の玄関の前に立つとそこにビリビリに破かれた聖書が散らばっていたのです。散乱する破かれた聖書を拾い集めた時の悲しみは忘れられません。
しかし、そうやって「こんな辛いことがありました」と紙面に書ける苦労というのは本当の苦労ではありません。本当に苦しかったこと、辛かったことは紙面には書けません。いや、書いてはいけないことなのです。

しばしば孤独についての悩みを伺う機会があります。「そんな物は悩みでは無い」というつもりはありません。ただ、その悩みは決して思いがけないことでは無いのです。
私たち全ての人間には神様から与えられた使命があります。そして、自分に与えられた使命を果たすためには孤独は避けて通れません。なぜなら、それが「あなただけに与えられた特別な仕事」だからです。

いつもブログに書きますように相談することは大切です。「孤独な場所こそが私の使命」と耐えられない苦しみを黙って担い続けることをおススメしているのでは決してありません。
人は一人では生きられません。助けを必要としています。友を必要としていますし、助言をくれる先生が必要です。私自身ももちろんそうです。
ただ自分に助けが必要な時には、責任を持って相談しなければいけません。
「これは私には負い切れない重荷であるから助けを求めよう」、と自覚的に信頼できる人や力になってくれる人に助けを求める、これは責任ある優れた行動であって何ら恥ずべきことではありません。しかし、現代においてはしばしば孤独を安易に(厳しい言葉を使えば“無責任に”)回避してしまうのです。

最近ですとSNSなどで自分の近況を簡単に発信することができます。
SNSは良い意味で孤独を回避するツールだと感じる面は多々あります。例えば病院に入院している時に、病院に居ても家族や友人の様子を知り繋がることが出来る。外国でコミュニケーションの困難やストレスの中にある時。子育ての苦労の中で友達と関わることが中々出来ない状況。などなど、SNSは人生の危機の中で非常に有益な助けになる面があり大いに活用されるべきだと思います。

でも一方で、あまりにも手軽に聞いてもらえる、知ってもらえる、励ましてもらえるゆえに、自分自身で向き合わなければいけない課題や責任を安易に公開し、「いいね!」と応援してもらったり「大変だね〜」と慰めてもらえたり、「そうだそうだ」と同調してもらったり、そういうことがあるのではないでしょうか...。
私たちの人生には責任を持って向き合わなければいけない「必要な孤独」があります。理解されない苦しみや、誤解される悲しみ、先行きの見えない不安、人の不条理、仕事や家事の苦労、身に覚えの無い批判、様々人生に「孤独」があるでしょう。
繰り返しますが、そう言う中で相談したり助けを求めることを「悪い」と言っているのではありません。ただ、相談したり助けを求める時には、責任を持って自覚的にそのことを為すべきです。自覚的に「孤独」に向き合い生きることの中で人間は成長するのです。
一方、その場所を「安易」に、「無責任」に扱っていると、人生はドンドンと綻んでいきます。SNSの依存症の要因の一つもこういう所にあるのではないでしょうか。

私自身もfacebookを多用して、皆さんに「いいね!」といつも励まして頂いて本当にありがたく思っています。だからこそ、自分の担うべきものにはしっかりと向き合いけじめをつけていきたいと自戒させられますし、助けが必要な時には自覚的にしっかりとそのことを相手に伝え、助けを得ていこうと思います。

川奈聖書教会は自分の課題に向き合おうとするあなたをいつも応援しています。
あなたの人生を替わりに生きることは出来ません。でもあなたが自分の人生に向き合おうとするその思いを精一杯応援させて頂きます!いつでも連絡下さい。
Email kawanachurch@ybb.ne.jp
44-1728


posted by pastoryama at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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