2014年06月19日

一方通行から双方向の関係性に

サッカーのワールドカップ、盛り上がっていますね。
日本の初戦は残念な結果でしたが、選手の皆さんには次の試合に向けて切り替えて頑張って欲しいです!
最近しばしば思うのですが、サッカーに限らずスポーツで自分の応援していたチームが負けた時の選手に対する悪口雑言は酷いなぁと...、うんざりです。
調子の悪い選手、ミスをした選手に対するファンの怒り。それだけ熱心に応援しているということかもしれませんが、人格を否定するような言葉には違和感を覚えます。
テレビの向こうの別世界の存在だから...。庶民が一生かかっても稼げない額の給料もらっているんだから...。色々理由はあるでしょう。プロですから批判にさらされることも当然でしょう。しかし、スポーツ選手も一人の人間。人格を否定するような言葉を浴びせるべきではありません。

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私の家の本棚もただいまワールドカップ仕様です(^_-)-☆

バーチャルな時代の弊害でしょうか。他者に対する想像力の欠如が、年齢を問わず顕著のように思います。
テレビの向こうの存在に留まらず身近な存在。家族に対してでさえ、人格的な存在として認識することが出来なくなっています。
相手を利用していかに自分を満足させるかという発想ばかり。伴侶も子どもも、自分を満たすための道具に過ぎず、そこでかえって手間がかかったり相手のために犠牲が求められる状況に陥ると、相手を足手まとい・お荷物としか感じなくなります。
性の商品化という問題も同種のことです。人格的な関わりを失って、異性を道具としか見ることが出来ない思考の中で、相手を使って自分を満足させることだけを考えてしまう。
そういう寂しい人間関係の中では心の充足などあり得ないことです。

私の友人のゼイさん(原眞人税理士)が、一年前にシェアというキーワードを掲げてスペース伊豆夢というコミュニティーをスタートしました。
昨日のブログにはこのように分かりやすくコンセプトがまとめられていました。http://ameblo.jp/hara-ism/entry-11876662190.html
「地元、伊東市の経営者が自分の持っているスキルや情報をシェアし合って共有し、お互いの経営に役立て、この町の経済の活性化の一助とする」、まだまだ「勉強会」と誤解されることが多いとのことでしたが、友人ゼイさんのこのような高い志、そしてそのコンセプトを理解して集まっておられるメンバーの皆さんを心から尊敬し応援します!

私たちの生活は「代金を払うから、それ相応の物を出せ」というパターンにどっぷりはまっているのではないでしょうか。同じように人間関係においても自分を満足させてくれる相手を求めて、自分にとって役に立つ、利用できる存在を一方的に求めるのです。それを人間関係と誤解しています。
結局、あらゆる事柄・存在が「物」としてしか見られません。

けれども本当の関係性とは、相手を知り、相手の特徴・思い・考え・家族・職業、すなわち相手の人生全体に興味を持ち、また逆に自分に関心を持ち自分を知ってもらう。そのようにお互いの個性・人格を知り合い、尊重し合う繋がりに始まるものです。当然一朝一夕に手に入るものではありません。
「人格的な関係性」と「物としての関係性」の違いは、相手を尊重しようとする思いがあるか、相手を使って自分を満足させることだけを考えるか。つまり、一方通行と双方向の違いです。そして、私たちの人間関係はしばしば一方通行になってしまいます。
相手に知られることだけ・満たされることだけを求める人と、相手を知ることだけ・相手を満たすことだけを求める人が繋がり合う一方通行の関係性。これは共依存です。
ゼイさんの掲げる「シェア」のコンセプトは、正にこの場所への挑戦。双方向、つまり人格的な関係性を目指したものなのなのだと私は思います。
自分のニーズだけ、相手のニーズだけが満たされるのではない、お互いを尊重し合う本当の関係性の中で相手を喜び、自分も喜ばれる。

イエス様が残して下さった大切な教えは「互いに愛し合いなさい」です。自分を愛することと、他者を愛することが調和する、そういう繋がりを教えて下さいました。
一方的な満足を求める生き方はやめましょう。そうやって他者を道具のようにして損か得か、利用することばかり考えていると、あなた自身も誰かの道具にされてしまいます。そして、そんな生き方の中に充足なんて決して生まれません。

与え合う双方向の関係性、、、ずっと昔物々交換によって人々の生活が成り立っていた時代。物々交換は、自分の必要を得る喜びだけではなく、相手が必要としている物を提供できる自分を喜び、そうやって物を得るだけでは無い。お互いの存在を喜び合える豊かさがあったのではないかと想像します。
私たちが本当に求めているのはより多くの「物」ではなく、人と人とが繋がり合う本物の関係性です。物もその助けになるかもしれません。でも物が私たちを満たしてくれることは決して無いのです。
まずはあなたの周囲に居る人の人格を認め、双方向の関係性の構築にチャレンジしてみませんか。

あなたの掛け替えのない人生を応援している川奈聖書教会 山口でした(^^♪
http://www.geocities.jp/kawanachurch/


posted by pastoryama at 10:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 人間関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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