2014年05月02日

子どもの感情に寄り添う子育て

心の安定というのは大切なことです。感情の起伏が一定の範囲を超えてしまうと日々の生活・人間関係に支障が出てしまいます。
どのようにお子さんの情緒を安定させていくか、子育ての重要な課題です。

写真 (3).JPG

子どもさんの情緒の問題に関わる時に、大きく分けて二つのタイプの子どもさんがいらっしゃるように思います。
一つ目は、感情が常にある一定の方向に向きやすいお子さんです。イライラ、悲しくなる、不安になる等々、何か一つの決まった感情に繰り返し陥ってしまうお子さん。
もう一つは様々な感情が入り乱れて落差の大きいお子さんです。今日はとても機嫌が良い、今日はものすごく落ち込んでいる、今日はハイテンションで活動的、とその時々で感情の向かう方向性が大きく変わってしまうお子さんです。
それぞれのタイプで若干課題が異なってくるように思いますが、どちらの課題に対しても今日の話しは基本的に有効だと思います。

子どもさんに限った話ではありませんが、情緒を安定させていくためには共感されるという体験が非常に重要なります。
当教会で2カ月に一度くらい読み聞かせ会を行っています。(次回5月10日 13時半〜15時)
楽しい本ばかりでなく切ない本、悲しい本など色々な本を子どもたちに読み聞かせています。そうやって、子どもたちを中心に集まった2〜30人の方々が一緒に一つの話しから喜び、悲しみ、切ない感情を共有するのです。
例えば愛する人の死について、子どもさんにとってそれは悲しみに留まらず恐れや恐怖にさえなります。しかし、絵本の中で主人公が体験する近親者の死の悲しみを皆で共有する時に、子どもはそのような悲しみ・痛みの感情を受容していく力を得ていきます。
このように感情を共に味わってくれる人の存在によって、様々な感情を受け止めていく心の力をつけていくのです。

心理学では「情動調律」と言いますが、子育てにおいて子どもさんの心に共感する時間はとても大切です。
調律と言えば直ぐピアノの調律を思い出します。基準となる正しい音に合わせてピアノの弦を一本一本調整して行くのが調律です。同じように、お子さんの持つ様々な感情に親の感情を揃えることを「情動調律」と呼ぶのです。
子どもたちなりに色々なことを日々経験する訳ですが、そういう中で生じた子どもの感情に親が自分の感情を揃えること。共感すること。
そのようにして自分の情緒に共感されることによって、子どもは自分の中に生じる様々な感情を受け止め、コントロールする力を身につけていきます。情緒が安定していくのです。

情動調律と言われると何か難しいことのように思いますが、ちょっとしたことの積み重ねです。
例えば上に載せた写真。恥ずかしながら、私が6歳の娘と一緒に作ったそぼろ卵かけご飯です!?先日、夜の予定が大雨でキャンセルになったので、その時間で娘と何かしようと思って作りました。
ご覧の通り私工作などは苦手なので折り紙ちぎる程度しか…。でも、こんなことでも娘はとっても喜んでくれました(^^)/
何かを一緒に楽しむことの中で、自然と情動調律の機会を得ることが出来ます。
上記のように、本を読み聞かせるということもとっても貴重な時間です。

ただ一緒に居る時間が多ければ良いという訳ではありません。何かを一緒にする時間があっても、逆にお子さんの心を親御さんに合わせて調律してしまうようなことでは逆効果です。
まずは、子どもさんと一緒に楽しめるちょっとした時間の中で、お子さんの心に寄り添ってみる、そんなことからはじめてみませんか。

当教会には様々な子どもさん向けのプログラムがあります。
教会学校、教会塾、ピアノ教室、読み聞かせ会、どれも情動調律の機会としてお子様方一人一人の思いに寄り添い支援させて頂いております!
教会学校 毎週日曜日9時15分から10時半:毎週10〜15名くらいの子どもたちが集まってきています。
また教育相談、子育て相談、随時お受けしています。気軽にご相談ください。
Tel 44-1728 Email kawanachurch@ybb.ne.jp


posted by pastoryama at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/396107087

この記事へのトラックバック