2014年03月25日

強い言葉の裏。冷静な言葉の裏。

何かご相談を受けたり、何がしかの問題に関わらせて頂く時に、可能性が3%しかない、5%しかない、こういう事柄に関わって一発逆転の援助が出来るということはまずありません。少なくとも私などには不可能です。
でもそういう決定的な状況というのは実はそう多くないのかもしれません。

時には状況が好転するありがたいケースに立ち会わせて頂く訳ですが、そういうことは元々可能性が70%、80%最初からあったというのが真相です。
ただ、問題の渦中にあると中々そうは思えません。もう駄目だ、絶望的だ。そういう受け止めをしてしまうのです。
でも客観的に状況を観察すると「もう可能性は5%しかない」と思えた所に、実はまだまだ70%の可能性を見出せるということがあるのです。

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夫婦の問題でも、親子の問題でもそうなのですが、相手が非常に強い姿勢や態度で何がしかを主張している時というのは渦中にあると「これはもうダメだ。どうしようもない」と感じるのですが、客観的にはむしろ改善・逆転の余地が大いにあると見ることができます。
例えば、お子さんが反抗期に親に向かって非常に強烈な態度や言動でぶつかってきたとします。
親はびっくりしますし、これから先どうなってしまうかと不安を覚えるでしょう。
でも少し冷静になって考えてみましょう。なぜそんなに強い態度や言葉をお子さんは発するのでしょうか。それは不安定だからです。自信がないからです。
親の言う言葉を聴いてしまったら、落ち着いて話しあってしまったら、別の感情・思いが出て来て今の自分の感情を貫けなくなってしまう。そういう自己の弱さ、不安定さを隠すために強烈な主張をしないではおられないのです。

これは子どもに限りません。観察をしてみると分かります。
強く自己主張をなさる方ほど、考えがコロコロ変わりやすいものです。
「あれっ、この前散々こう言ってたけど、言っていることが変わったな」そういうことが必ず起こります。
強い自己主張を前にすると、不安になってこちらもツイツイやり合いたくなるのですがそれは間違いです。
理不尽と思える強い主張を前にした時ほど、冷静にこちらの意志をソフトに伝えておけばそれで良いのです。その時には一刀両断されたとしても、時間が経つと案外こちらが願った良い方向に動きだすものです。

強い自己主張に接した時に、その言葉や態度の中に相手の不安を見抜くことが出来るとずっと冷静な対応が出来るでしょう。
子どもが強くぶつかってきた時、その怒りの背後には必ず親への愛情が隠れています。強く親を糾弾しないと、親への愛情に飲み込まれて言うべきことが言えなくなることを直感的に子どもは知っているのです。
子どもに嫌われるとやっぱり親も傷つきますよね。でも、そういうお子さんほどそうしていないと親離れできない、直ぐに溢れだして抱きつきたくなってしまう親への愛情があるものです。だから、あまり心配し過ぎないで下さいね。

一方、本当に難しいのは相手が余裕を持っている時です。強く自己主張する訳ではない。こちらの話しに耳を傾け、柔軟に話しを聞き入れながら落ち着いてやり取りなさる方というのは実は最強です。
こちらの意見を聞き入れてもらえた気になりますが、結果的には大かた相手の主張が通っている、ということが多いように思います。

言動・行動を額面通りに受け止めても上手くはいかないばかりか、益々問題は深刻になってしまいます。
7割・8割の可能性で上手くいく問題というのは、そのままにしておくのが一番良いのです。失敗の可能性、2割・3割を恐れて余計な対応をすることが、逆に相手を刺激して上手くいかない可能性を大きくしてしまいます。
逆に、相手がおとなしいと思って放っておくと取り返しがつかなくる問題もあります。相手が落ちついていることが、逆に問題の深刻さを物語っていることもあるのです。こういう時はしっかりと手を打たなくてはいけません。
考えなくても気になること、気になる人というのは、案外あまり深刻に考える必要が無いのかもしれません。考えすぎないことが問題の解決に直結していることが多いでしょう。
本当に難しいのはその逆のケースです...。

こんな逆転の発想でもう一度ご自分の家庭・人間関係を見つめ直してみると、何か見えてくるものがあるかもしれませんね。
川奈聖書教会はあなたの人生を応援しています。
ご相談のある方は気軽に教会にご連絡下さい。
電話44-1728 kawanachurch@ybb.ne.jp
そしてぜひ礼拝に足を運んでみて下さい(^^)/
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posted by pastoryama at 01:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 人間関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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