2016年10月11日

成長は階段状に

人の成長は「上り坂」ではなく「階段状」であると言われます。
子どもたちの成長を見ていると良く分かります。ある日突然できなかったことができるようになるのです。
親は「家の子は全然成長していないのではないか。何か問題があるのではない。子育てが間違っているのではないか」などと不安になるのですが、親の心配をよそにある日パッとできなかったことができるようになる。子どもの成長はスゴイです。

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次の日曜日はユーオーディアの演奏者を迎えての賛美礼拝。午前10時半〜 気軽にお越しください

これは私たち大人にも当てはまることです。成長が毎日少しずつ現れるものではなく、階段状に現れていくのであれば、成長していくために次のステップにあがるまでの踊り場を進む期間がどうしても必要なのです。
踊り場の期間には自分が何も変わっていない、何も成長していない、このままではダメなのではないかと不安になるものです。それでもコツコツと日々なすべきことを地道に積み上げられる人が伸びる人だと思います。

残念なことに待つことが苦手な人が現代はとても多いように思います。踊り場期間がちょっと続くともうイライラして「何か間違っているのではないか、環境を変えた方が良いのではないか」と別の手段や方法を求めてしまい、結局次のステップにたどり着くことができません。
手軽に情報が集められる時代なだけに、あれやこれやと情報を集め振り回され、堂々巡りになってしまうのです。

植物を植えた時に、本当に根付いているのかと不安になって土を掘り返して根っこの状態を確認していたらどうでしょうか。せっかく根を伸ばしていたとしても、掘り返し確認する作業でかえって根を痛めてしまい振り出しに戻るでしょう。同じことです。
先に根が伸びその後で芽が出てくるように、目に見える成長には少し時間がかかります。けれども、成長が階段状であるということは、踊り場期間もまた大事な成長の一部分でありそのプロセスは欠かせないものなのです。そこで忍耐し地道に続けられるかどうかは、何がしかに対する才能のある無しよりも遥かに物事の成功の是非に影響を及ぼします。

上記のことを子育てに適応させてみましょう。
思春期の子どもさんの問題が切羽詰まって感じられるのは、親御さんの当然の思いです。ただ、だからと言って根っこの状態が心配で土を掘り返すような作業をしていると問題はかえって長引いてしまいます。
引きこもっていたお子さんがある日突然やる気を出す、そういうタイミングがあります。もっと早くやる気になってくれれば、と大人は思うのですが、多分引きこもり閉じこもっていた時間も子どもには意味があったのだと思います。引きこもっている時からすでに根っこは成長をはじめ、養分を吸収しだし、そうやって発芽に備えてパワーを貯めているのです。
その時に「芽が出ない」と土を掘り返し、苗を植え替えるような作業をしてしまってはいけません。

お子さんに対して、自分自身に対して、もう少し待ってあげること。忍耐してあげること。それで変わることがたくさんあるのです。
あなたの掛け替えのない人生を応援する川奈聖書教会 牧師の山口です。

posted by pastoryama at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする